と悩んでる中学生男子の皆さん!
それ、もしかしたら、今だけかも。
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( ̄▽ ̄) 何年か後には、みんなの身長、あっさり抜いてる可能性『大』っす
これ、ホントです。
でも周りのみんながどんどん大きくなっていくと、なんだか取り残されたような気がして心配になってきますよね。
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Σ( ̄ロ ̄lll) もしかして、オレの身長、伸びないまま止まったっすか……?
そんなことないから大丈夫。
身長の伸び方には個人差があるんです。
そこに関わってくるのが『思春期』。
早く来る人もいれば、ゆっくりむかえる人もいます。
── というわけで(どういうわけで?)、
『中学生男子の背の伸び方ってどんな感じ?!
まさかこのまま止まっちゃうってことないよね!?』
についてのモヤモヤをスッキリ解決です。
ではでは、いってみましょう~
~ 目次 ~
平均的な中学生男子の身長の伸び方・一生編
絶対に覚えてないと思いますが、中学生男子の皆さんは、すでに人生で1度、ドカンッと大きくなる時期を体験してるんです。それが赤ちゃんのとき。
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( 一一) 覚えてるわけないっす……
3000グラム程度で生まれた赤ちゃんも1歳になるころには9キロを超えます。
身長もだいたい75センチくらいまで成長。
……ま、75センチ、小さいですが、生まれたとき(50センチもない)に比べれば、だいぶ大きいです。
(※ あくまで平均)
そして3歳くらいになると、身長は毎年5センチくらいずつ伸びていきます。
どんどん大きくなっていくんですね。
で、しばらく『毎年約5センチ』が続き、思春期に入ると、伸び率が爆発。
年に10センチほど一気に背が伸びます。
そして、思春期が終わるとともに『身長の一気伸び』現象は終わり、その後はほんの少しずつしか伸びず、17歳くらいで『成人身長』に達すると言われています。
もう、これまでのような『毎年5センチ』とか『1年で10センチ』のような伸び方はしません。
たまに大人になってから背が伸びた、という方もいますが、一応一般的には背が伸びるのは思春期が終わるまでです。
この思春期の時期の爆発的な身長の伸びが『成長スパート』と呼ばれるもの。
しかも、思春期が終わると身長の伸び率はほとんど期待できなくなるので、相当気合の入った『ラストスパート』のような感じです。
思春期が終わるまでに伸びる身長の平均は『15~20センチ』。
でももっと伸びる人も、ここまで伸びない人もいます。
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(;゚Д゚) それってもしかして、親の身長と関係あるっすか?!
『遺伝』も将来の身長に関わる一つの要素ですが、それプラス重要になってくるのが、
- 『成長スパート期』の過ごし方
- 『思春期』をむかえるのが早いか遅いか
遺伝から予想できる将来の身長
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【(「お父さんの身長」+「お母さんの身長」+ 13)÷ 2 】
【(175+160+13)÷ 2 =174センチ(← 予測身長)】
こんな感じになります。
ですが、さっきも書いたように、この174センチのカベを超えられるか、そこまで到達できないか、は人によって変わってきます。
というか、成長スパートの過ごし方と思春期にいつ入るかで。
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( `―´)ノ もったいぶらないで、早くそこんとこ教えるっす!!
……もったいぶってはいない……
では続いて『成長スパート』について。
いつ頃始まるものなのか、チェックです。
成長スパートの時期は?
これも平均的な時期ですが、- 11歳くらいからスパート期に突入
- 身長の伸びのピークを迎えるのが13歳くらい
- その後伸び率はほんの少しずつになり
- 17歳頃で身長の伸びはほぼ止まる
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(=゚ω゚)ノ すんませーん! オレ、全然スパートしてないっぽいんっすが!!
思春期の始まる時期には、
「個人差!!!」
まだ周りの男子のように身長の一気伸びを起こしてない人は、
『成長スパートの時期になっていない』=『思春期になっていない』
逆に平均より『思春期が早く来るタイプ』もあり。
- 思春期に早く入る人: 9歳ごろからスパートが始まり11歳くらいにピークをむかえる
- 思春期に入るのが遅い人: 13歳ごろから始まり、ピークは15歳くらい
だから今、
「みんなみたいに身長が伸びてこない……」
と思っている人は、この『遅いタイプ』なだけ。
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(;・∀・) だけ……って軽く言うっすね。けっこう、コンプレックスなんすけど……
気持ちはわかります。
私も小さかったから。並ぶときには3年間ずっと一番前だったし……
でも実は『思春期に入るのが遅い』って、ものすごく身長的には有利なんです。
思春期の『早い』『遅い』は身長にどう関係してくる?
では、平均的な時期に思春期をむかえる人の身長の伸び方をみてみましょう。わかりやすいように、成長スパート開始時期(11歳)の身長を150センチとしてみます。
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➡ 150センチ・11歳でスパート開始
→ (平均値)プラス20センチ
→ 150センチ + 20センチ = 170センチ
その後ぽつぽつと17歳くらいまでは伸びますが『170センチ』を大幅に超えるのは けっこうキツイです。
次に、思春期が遅く来るタイプです。
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➡ 150センチ・11歳時点で、まだ思春期をむかえていない
→ スパートはかかっていないが『毎年5センチずつ』のコツコツ貯金が積み重なっていく
→ 13歳でスパート開始
→ 150センチ + コツコツ貯金の2年間分『160センチ』からスタート
→ そこにスパート時期の伸び『20センチ』が加わる
→ 150センチ + 10センチ(コツコツ貯金分)+ 20センチ = 180センチ
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(((o(*゚▽゚*)o))) でっかくなってるっす!!!
ね。
個人差があるため、数字はこれが正解なわけではないです。
でも、スパートの時期が遅い人のほうが、将来的に高身長になる可能性は高いんです。
思春期が遅くて、周りに比べて今は小さくても、それはまだ準備段階だから。
コツコツ貯金の時期だからです。
しっかり貯めておいてくださいね。
さてさて、遅いか早いかの違いはあっても必ずやってくる思春期。
これに関係してくるのが『女性ホルモン』です。
この性ホルモンが分泌し始めると思春期がやってきます。
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(;´∀`) オレ……男っすよ……
男子でも関係なし。
身長を伸ばしてくれるのは女性ホルモンのほうなんです。
男性ホルモンの登場はそのあと。
身長の伸びが終わると、今度は男性らしいたくましい体つくりのために分泌されるようになります。
ということで『女性ホルモン』。
これが成長ホルモンの分泌を促すことによって、身長の急激な伸びが起こります。
……のですが、決まった量を分泌してしまうと、今度は、
「よし、完了。成長、止めよう!」
という働きをし始めます。
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(;一_一) よけいなことを……
でも、分泌されっぱなしだと、身長がとんでもない高さになってしまいます……それも困る……
で、
『思春期が遅い人のほうが最終的に身長が高くなる』
なので、できるだけこの女性ホルモンの分泌が始まるのも遅いほうがいい。
そこで大事になってくるのが『睡眠』です。
睡眠はホントに大事!!
睡眠が大事なのは、身長が伸びるのが寝ているときだから。
ぐっすり眠っている間に『成長ホルモン』が分泌され、それが骨に、
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(ノ ̄ω ̄)ノ 大きくな~れ~ 大きくな~れ~
と働きかけることによって伸びていきます。
身長が伸びる、っていうのは『骨が伸びる』ってことなんですね。
ここでポイントとなってくるのが『メラトニン』というホルモン。
これがたくさん分泌されると、自然に眠気がやってきます。
別名『睡眠ホルモン』。
質のいい睡眠の強い味方です。
これだけでもいいヤツなんですが、このメラトニン、女性ホルモンの分泌も必死で止めてくれているんです。
ちょっとややこしくなってきたので、まとめちゃいますね。
メラトニンの役割
- 女性ホルモンが分泌され始めると『思春期』が始まる
- 思春期が遅いほうが(コツコツ貯金分)将来的に高身長になる可能性が高い
→ 思春期は遅く来た方がいい - 女性ホルモンが分泌されるのを押さえているホルモンが『メラトニン』
→ 分泌によって、自然と眠気がやってくる - 睡眠の質が悪いと『メラトニン』が分泌されない
→ 女性ホルモンの止め役がいなくなる → 分泌始まる
→ 思春期がその分早めにやってくる - 質のいい睡眠は大事!
夜の10時ごろから出始め、午前2~3時が分泌のピーク。
また、朝の明るさを感じると、今度は『セロトニン』というホルモンが出始めます。
頭がシャキッとするのはこのホルモンのおかげ。
そして、起きてから決まった時間が過ぎると、これが『メラトニン』に変化します。
夜になってメラトニンが活躍するのを助けてくれるんですね。
なかなかいいコンビ。
お日さまの光を浴びることで、メラトニンが夜に分泌される量も増えていきます。
で、最初に戻って、メラトニンが女性ホルモンの分泌を抑える。
ですので、寝る寸前までスマホの画面を見ていたり、電気を消さずに寝てしまうのはマズい。
カラダは寝ていても脳は起きている状態になっています。
メラトニンが分泌されません。
- 朝ちゃんと起きて朝日を浴びる(セロトニンが分泌される)
- 適度な運動で熟睡を促す
- 日中お日さまの光を浴びることで、メラトニンの夜の分泌量を増やす
- メラトニン・セロトニンを増やすための食事にも気を配る(これは後で成長に必要な『栄養』のときに触れますね)
『成長のための体重増ではなく、運動不足による肥満』
肥満は『女性ホルモン』の分泌を早めます。
これに関わってくるのが脂肪細胞にある『レプチン』というホルモン。
運動不足によって太ってしまうと、このレプチンが増え、思春期を運んできてしまう……
運動しなさすぎ、注意です!
ここまでが一応、
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( ̄▽ ̄) 思春期が遅くて今はまだ身長が伸びてないYOU!
実はそのほうが身長的には有利なんすよ!
について。
続いて、
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(´゚д゚`) いつかやってくる『成長スパート』の時期をどうやって過ごせば予測身長を超えられるっすか?
をみていきましょう。
成長スパートがやってきた!
まずは、これに気づくことが大事。
「なんか最近、背、伸びたかも~♪」
とか言ってるうちに、
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ヽ(´□`。)ノ カンバーック!! 戻ってくるっす~~!!
いつの間にか成長スパート期がはるか彼方に過ぎ去っていた……というのはあまりにももったいないです。
本当は身長を定期的に測るのが一番。
でも、これってちょっと面倒くさいですよね。
スパート期には体重も急激に増えてきます。
正常なことです。
体重が増えないと身長も伸びません。
これが合図ですね。
なので、体重を計ることでもスパート期がやってきたことに気づけると思います。
体重計に乗っちゃえばいいだけなので楽。
成長スパートの時期に必要なのも、
- 睡眠
- 運動
- 栄養
こちらも『睡眠』からチェックしていきましょう。
身長を伸ばすのに必要なアイテム『睡眠』
さっきも書きましたが、身長が伸びるのは寝ているとき。カラダも脳も眠っている『ノンレム睡眠時』に成長ホルモンが分泌されます。
メラトニンも出るけど、成長ホルモンもビシバシです。
そして骨に働きかけることで身長は伸びていきます。
ものすごく簡単に説明してしまいますが、思春期を終えていない人の骨には、
『成長ホルモンや成長に必要な栄養がいきわたることで伸びていく軟骨細胞』
が存在しています。
で、思春期の終わりとともに、この部分が閉じていく。
伸びしろがなくなる感じです。
こうした栄養を取り込むのに最適なタイミングが熟睡時。
ただし、いくつかの条件により、この成長ホルモンの分泌が行われなくなってしまうことがあります。
寝る直前のスマホや明るい部屋で寝る、もそうなんですが……
寝る2時間前までには食事・間食を済ませておく
モノを食べると血糖値が上がります。成長ホルモンは血糖値の高い時には分泌されません!
これは無念すぎる……
スマホも早めにやめて、部屋も暗くして、成長ホルモンをドバドバ出そうとしているのに、分泌されない……
また、おなかの中に食べ物があると、カラダは一生懸命それを消化しようとします。
成長のために使われるはずだったエネルギーが、そっちに持っていかれてしまうんですね。
結果、成長がジャマされる。
食事や間食は早めに済ませてしまいましょう。
寝る前の激しい運動はダメ
リラックスできる程度の軽いストレッチなどの運動ならいいんですが、ホントに激しいヤツ。
睡眠のジャマしかしません。
あまりする人もいないかとは思いますが、これもやめておきましょう。
寝る前の熱すぎるお風呂!!
入るなら温めのお風呂で!熱すぎるお風呂(42度とか)はリラックスどころか寝つきを悪くしてしまいます!
運動不足
カラダが全然疲れていないので、眠れません!!というわけで、続いて成長に必要な『運動』について、ご紹介です。
身長を伸ばすのに必要なアイテム『運動』
そんなに激しい運動じゃなくていいです。歩いたり走ったり軽くジャンプしたりするときに自然な重さを骨が感じてくれればOK。
なるべく全身を動かすようにしてください。
といっても、普通に遊んだり部活をしていれば運動量としては十分。
(※ 一応目標は1日60分)
カラダを動かすことで、骨にも栄養を届けることができます。
そして適度な運動をした後にしっかり眠って休めてあげることで骨の成長を応援。
つまり、身長が伸びていきます。
あまりハードな運動をしてしまうと『成長痛』という痛みが出てくることもあるので注意です。
筋肉が成長するのは骨が育ってからだからですね。
骨は伸びに筋肉がついていけない感じ。
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(@_@;) なんか……痛そっす……
痛いですよ。
しかも日中はそれほど痛みを感じなくても、寝ているときに痛みが襲ってきたりもします。
-
(;´∀`) ……安眠妨害かよ……
はい。です。
骨へ栄養をいきわたらせるためにも質のいい睡眠のためにも、適度な運動は必須。
また、さっきもチロっと書いたのですが、身長と同時に体重も急激に増えていきます。
このとき運動をしないと、脳は、
「もう、これで完成形? んじゃ、成長ストップってことで」
のようなとんでもない判断を下します。
成長を止めてしまうんです。
-
(;゚Д゚) おそろしや……!!
だから適度な運動。
カラダも疲れているので、睡眠の質も高めてくれます。
そして身長を伸ばすため、もう一つ忘れてはいけないのが『栄養』。
続いてみていきましょう。
身長を伸ばすのに必要なアイテム『栄養』
-
( ̄― ̄) 牛乳をジャンジャン飲むっす!
カルシウムですね。
これも確かに必要。
でも、カルシウムだけ摂っていても意味がないんです。
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Σ( ̄ロ ̄lll) ……そなの?
そなの。
カルシウムは骨の『密度』を上げて強くしてくれる栄養素。
骨の成長を早めてくれるわけではありません。
筋肉もですが、骨を育てていくには『タンパク質』が大事。
骨を成長させ、身長を伸ばしてくれます。
そして『カルシウム』『タンパク質』の2強を効率よく吸収するための栄養素がこちら。
- ビタミンD(ほかビタミン全般)
- マグネシウム
- リン
- 亜鉛
プラス、よく噛んで食べることです。
噛むことでも吸収・消化が良くなります。
もちろんこのほかにもバランスよくいろいろな栄養素を取り入れていきましょう。
好き嫌いは敵!
身長を伸ばすジャマをします!
ビタミンD
ビタミンDが足りないと、せっかく摂取したカルシウムが十分吸収されなくなってしまいます。骨も弱くなってしまうんですね。
サンマやイワシ、シャケ、シラスなどのお魚類、
シイタケなどのキノコ類に豊富に含まれています。
野菜や穀類などには含まれない栄養素ですが、メラトニン同様、お日さまの光を浴びることで皮ふがビタミンDを作ってくれます。
ただ、冬は紫外線が少ないのでなかなか効率よくビタミンDが体内で作れません。
食べ物から摂るよう、できるだけ心がけてみてくださいね。
『カルシウムにはビタミンD!』
とりあえず、この合言葉は忘れずに!!
マグネシウム
人のカラダには欠かせない必須ミネラルのひとつが『マグネシウム』。体内で作ることはできません。
骨や歯を強くしてくれる働きを持ちます。
タンパク質を骨に取り組むためにも大切な栄養素。
不足すると、メタボになったり糖尿病になったり、不眠になったり……というリスクを高めるんですね。
それだけではなく、
「マグネシウムが足りない! 大変だ!」
ということで、骨からマグネシウムを取り出してその量を保とうとしたりもしちゃいます。
……骨が弱くなる……
マグネシウムを豊富に含む食品は、
そば・海苔・大豆製品・魚類・キノコ類・お芋・果物 などなど
『骨を強くすならマグネシウム! ついでにいろんな病気も防げるぞ!』
マグネシウムにはこれ!
リン
『リン』も体内では作れないミネラルのひとつ。骨や歯を作る成分になり、プラス成長にも欠かせない栄養素です。
不足するとやる気が出なくなったり、筋力が落ちたりと、さんざん……
でも、リンはいろんな食品の中に含まれているので不足することはそうそうないんですが、逆に摂りすぎが問題にされることもあります。
食品添加物として使われることもあるからです。
で、知らないうちに摂りすぎちゃう。
摂りすぎは逆にカルシウムの吸収を悪くします。
加工食品食べすぎてる……? と思った人は要注意!
乳製品・卵・小魚類・大豆製品・チーズ・肉類 など
にも多く含まれているので、なるべくまんまのもの(↑)から摂るようにしてみてください。
亜鉛
『亜鉛』も大事。
不足すると、食べ物の味がわからなくなる味覚障害になることもあるとか……
そしてもっと怖いのが、成長障害の可能性も出てくること。
(※ どっちも怖いですが)
身長の伸びがものすごくゆったりになってしまうこともあるんですね。
で、調べてみたら『亜鉛不足だった』。
たまに聞く話です。
こちらもリン同様、普通に食事をしていれば不足することはない、と言われています。
ただ、本気スポーツをやっていると汗などの中から出ていってしまい、不足してしまうこともあります。
また、ムリな食事制限とかは絶対にダメ。
バランスの悪い食事も亜鉛不足を引き起こす原因となってしまいます。
-
(@_@) 伸びないで止まっちまうっす
肉類・魚類・穀類など普段 普通に食べているものの中にしっかりと含まれているので ── 普通に食べていきましょう。
セロトニン』『メラトニン』を作るために必要な栄養素は?
睡眠ホルモンのメラトニン。
セロトニンの別名は『幸せホルモン』です。
なんか、いいですね。幸せホルモン(ムダに2回書いてみた)。
このセロトニンを増やしてあげると、メラトニンの分泌量も自然と増えることになります。
一定時間がたつと、セロトニンはメラトニンに変わるからです。
でもこのセロトニン、カラダの中に貯めておくことができません。
だから食べ物から摂るしかないんですね。
カラダの中でセロトニンを作り出してくれる大事な栄養素は3つ。
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① トリプトファン(必須アミノ酸のひとつ)
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② ビタミンB6
-
③ 炭水化物
-
(*´з`) トリプトファンって、なんか恐竜みたいな名前っすね~
トリケラトプスか……
そんなに似てない……
名前はアレですが、
牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品、大豆製品
などに多く含まれている栄養素です。
案外身近。
『ビタミンB6』は、
サツマイモが豊富。
そして、
イワシ・エゴマ油・アマニ油
などにはトリプトファン・ビタミンB6、どちらも含まれています。
さっきからチョコチョコ登場してる『イワシ』……
地味にすごい。
『炭水化物』は、ごはん(白米)が代表的ですが、ジャガイモやサツマイモなどのイモ類や果物にも含まれています。
エネルギーの素。
これも幸せホルモン作りに役立ってくれています。
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(*´▽`*) いろんなもの食べてよさそうっすね~!
ですね。
バランスよくたくさん食べて → 体重も増やし → 運動して → 身長を伸ばす
ただ、できるだけ避けてほしい食べ物もあるので、そちらも軽く紹介していきますね。
こんな食べ物に注意!
炭水化物はエネルギー源にもなる大事な栄養素なんですが、『砂糖をたくさん使った甘いお菓子やパン、ジュースなど』
これはなるべく食べないようにしましょう。
たまには、いい。
砂糖をたくさん使った食べ物は、ビタミンB群やカルシウム(!!)を消化のときに使ってしまいます。
本当なら成長のために使いたかった成分なのに……
さらにやっかいなのが、甘いものを食べると、例の幸せホルモン『セロトニン』が分泌されちゃうんです。
「甘いもの食べるのって、幸せ~」
のような気分になるんですね。
それはそれでいいんですが、これがクセになってしまうとマズいんです。
甘いものへの依存が高まり、結果、消化に大事な成分を使われ……
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(;・∀・) せ、成長が……
甘いものはほどほどにね。
あと一つ。
中学生男子の大好物といってもいい『揚げ物』(たぶん)。
唐揚げとか、とんかつとか、エビフライとか、天丼とか……
揚げたてならOK。
ですが時間がたったものは油が悪くなっています。
『酸化』といって、人の細胞を傷つける性格の悪い油に変わり、成長をジャマしてきます。
『揚げ物は揚げたてを!』
塾や部活で帰りが遅くなるとなかなか揚げたてを食べる、というのも難しいかも。
でも、できるだけ気をつけてみてくださいね。
ストレスも成長の大敵だ!
最後にこちら。
多少のストレスは仕方がないです。
完全にストレスフリーな生活というのは……なんというかおバカなコになってしまう気が……
ですが、過度なストレスは成長にとって大敵。
ストレスを感じると分泌される『コルチゾール』というホルモンが『成長ホルモン』の分泌を抑えてきます。
また、ストレス状態に置かれると、人は、
「早く大人になってこの状況から抜け出したい」
のようなことを無意識で感じ始めます。
思春期前なら早く思春期が来るし、スパート中なら、その期間が早く終わってしまう可能性も出てきます。
成長ホルモンの分泌が悪くなるんですね。
家庭の事情などの場合、自分ではどうにもならないこともありますが、友だちや学校でのちょっとしたストレスなら、
- カラオケで歌いまくる
- ムダに走ってみる
- ポケ~っとする時間を作る
-
(*´ω`) スッキリするっすよ~
などなど、早めに解消してしまいましょう!
終わりに……
中学に入ったら、みんな急に背が伸びたのに……オレ、伸びてない……
-
(=゚ω゚)ノ って、案外ラッキーな気がしてきたっす!!
身長(というか骨)にいい栄養をバランスよく摂って、適度な運動をして、夜にはぐっすり眠る。
成長スパートの時期は何もしなくても勝手に背は伸びていきます。
ですが上に書いた『栄養・運動・睡眠』に気をつけて過ごすことで、予測身長を上回ることも可能になりますよ!
今はまだ小さくても大丈夫!!
これからビックリするくらい伸びていく(はず)!
ではでは<(_ _)>
最後まで読んでいただきありがとうございました。
気軽にサクッとコメントなんかを残してくれると、わたしが泣いてよろこびます!
ぜひぜひ、よろしくです♪ (σ・∀・)σゲッツ!!
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