【中学生必見】自由研究レポートのズルい書き方と参考例で鬼に金棒間違いなし

自由研究なんて、大っキライだ~~~!!!
絶叫 自由研究自体もそうだけど、実はそのあとレポートにまとめるのが、さらに面倒くさかったりもする……

『自由』っていうのが曲者なんですよね。

自由といっておきながら、どんなレポートを書いてもいいってわけじゃない、という矛盾。

    ( ̄― ̄)  そう。大ウソつきなんすよ。これだから大人って……

でも自由研究レポートはコツさえ押さえておけば、そんなに難しくないんですよ。

ただ、このコツを知らないと、


    (。-`ω-)  自由研究レポートのことばっか考えてて、ほかの宿題なんてやってるヒマ、なかったっす……
    しかもそのレポートも書き終わってないっす……(by 8月29日)

補習確定……


もうここは、自由研究レポートのコツ、押さえておいてしまいましょう。


── ということで、


『自由研究をやっつけろ! コツを知って、余裕の夏休みを過ごす方法!』

についてご紹介します。


サクッとレポートを書き終えて、夏休みを満喫(まんきつ)できますように!!

それではいってみましょ~

~ 目次 ~

自由研究レポートの『お約束』

自由研究なので、まずは『研究テーマ』があります。


ちょっと強引ですが ここでは、


『コーラは本当に骨をとかすのか』


の実験レポートを選んだことにしちゃいます。
(※ 話が進まないから。とりあえず)


ではでは、実際にレポートをまとめる形で紹介していきますね。


使う用紙は『A4サイズのレポート用紙』

シャーペンではなく、ボールペンで書いていきます。
(※ シャーペンだと修正できてしまうから)

『表紙』

レポートの『顔』です。


真ん中に大きくタイトル。
右下のほうに学年とクラス、自分の名前を書き入れます。


ここで『ポイントその1』。

  • なんの実験をしたのかわかりやすいタイトルをつける
  • 読む人が興味を持つようなタイトルをつける
このひと工夫でレポートのグレードが少し上がります。


表紙 たとえばですが、こんな感じ。

タイトルのほかに『サブタイトル(~以降の部分)』があるといいですね。


用紙は縦長に使い、文字は横書きになります。

『目次』

目次
レポートに目次をつける場合、このページが1ページ目。

どのくらいの枚数になるかわからないので、目次はレポートを書き終わってから書きましょう!

『その実験をしようと思ったきっかけや理由』を書こう!

    (=゚ω゚)ノ  ここからスピード上げていくっすよ!

    【参考例】

    「コーラを飲むと骨がとける」といううわさを聞いた。

    でも、コンビニでも自動販売機でもコーラは普通に売られている。

    骨がとけるほど危険なものなら、売らないか「タバコ」のように体への悪影響について何か書かれていないとおかしい。

    うわさは本当なのか?

    本当にコーラが骨をとかすなら怖くて飲めないが、ただのうわさなら今まで通りコーラをたまには飲みたいと思い、今回の研究テーマに選んだ。


    普通に売られていること、健康被害(骨がとける)についてなにも書かれていないことから、僕の仮説は「コーラでは骨はとけない」である。
文章で書いても、箇条書きでわかりやすくいくつかにまとめてもOK。

ただ、どちらの場合も、

  • そのテーマを選んだ理由や実験の目的
  • 実験前に立てた予想(仮説)
この2つを盛り込むことがポイントです。

(※ 今回「~だ」「~である」で書いていますが、「~です」「~ます」で書くように言われている場合には「~です・ます」にそろえてください)

『実験に使ったものや、実験の手順』を書こう!

    (/・ω・)/  「きっかけや理由・仮説」を書いた次のページに行くよ!

    【例】

    《実験に使ったもの》

  • コーラ
  • 水道水
  • お酢
  • 砂糖水
  • 炭酸水
  • キッチンペーパー
  • 輪ゴム
  • 魚の骨 × 5つ分
  • 卵の殻 × 5つ分
  • 骨・殻を入れるための容器 × 5

  • 《実験の方法・手順》

      ① 使う魚の骨と卵の殻をよく洗い、水気をキッチンペーパーでふき取る
      ② 容器5つに魚の骨と卵の殻を入れ、それぞれに『コーラ』『水道水』『お酢』『砂糖水』『炭酸水』を注ぎ、キッチンペーパーをかぶせ輪ゴムで留める(フタにする)
      ③ 実験開始
  • 実験場所: 自宅
  • 実験期間: 〇月△日~〇月×日の1週間
    (@_@)  ポイントっす!

  • 使う魚の骨や卵の殻の大きさがあとから比較できるように写真を撮っておこう!
    (何か目安になるものと並べて撮ると大きさがわかりやい)
  • 実験前には重さも計っておこう!
  • このページを見た人が同じ道具を使って、同じ手順で実験をしても結果が同じになるくらい、詳しくわかりやすく書こう!

『実験の結果』を詳しく書こう!

    ( ̄▽ ̄)  またページを変えるっすよ! で、ポイントはこれっす!

  • 細かく骨・殻を観察して、見た目でわかる変化を記録していこう!
  • 変化の記録に写真をつけるとわかりやすくて高評価がもらえるよ!
  • この実験ではムリかもだけど、グラフや表も使って結果をまとめてみよう!
ここはホントに自分で実験した結果を書いてくださいね。
で、書くのは結果だけです。


    【例】

    実験の結果は

  • コーラ: 魚の骨の結果 / 卵の殻の結果
  • 水道水: 同じく2つの結果
  • お酢: 2つの結果
  • 砂糖水: 2つの結果
  • 炭酸水: 2つの結果
  • このようになった。
どのくらい溶けたのかは『◎』『〇』『△』『×』などでOK。

結果がはっきりわかるように書くのが一番。

このときに、実験前に撮った写真と実験後に撮った写真を並べて貼っておくと、変化の様子を読んだ人も目で確認できるからレポートの信頼度も上がりますよ!


結果が出て、自分が感じたことや、結果からわかったことを書くのは次。

分けて書いたほうが『研究』っぽくってウケがよくなります!

『実験からわかったこと、考えたことなど』を書こう!

    (=゚ω゚)ノ  しつこいようだけど、ページを変えるっす!

    【例】

    結果は、
    「○○が一番魚の骨や卵の殻をとかし、コーラは△△」
    だった。

    初めに立てた仮説は外れてしまった。


    ○○がコーラに比べ骨をよくとかすということからも、酸が関係していると考えられる。

    コーラや炭酸水も『酸性』だ。

    だったらレモンなどでも骨に影響が出るのかもしれない。


    ただ、1週間漬けておくのと、飲むときだけ口に入れているのでは条件が違うと思った。

    コーラが骨を△△にすることは実験結果からもはっきりしたが、なぜそうなったのか、漬けておくのと飲むのとではどのような違いがあるのかを、さらに調べていきたいと思う。


    実験後興味がわき、図書館の本で調べたり、実験で使ったコーラを販売している会社の「Q&Aコーナー」を見てみたら、

    「〇△※□#*$♢」

    とのことだったので、今後は骨や殻の成分とコーラや酸性の食品との関係も詳しく研究していきたいと思った。
    (◎_◎;)  ゴクリ……ここ、先生がけっこう気合入れて読むとこっす

  • 実験の結果「どうしてそうなったか」ということ、「その結果からわかったこと」などを自分なりに考えてまとめていこう!
  • 実験が終わったからおしまい、じゃなく「今後も関連することを続けていく」的なことを書いておくと、先生が泣いてよろこぶよ!
  • 実験が失敗しても気にしない!「どうして失敗したのか」を自分なりに考えて書くと、やっぱり先生は大よろこびだよ!
  • もちろん「仮説」がハズれても問題なし!
  • このページは大事な部分だから、具体的に書けば書くほど評価が上がるよ。内申もアップ!

『自由研究をしてみた感想』を書こう!

    (*´▽`*)  ここは自由に書いていいっすよ!

前のページ(『実験からわかったこと・考えたこと』)に感想も書いた場合には書かなくても大丈夫です。

    【例】

    毎日の変化を観察するのが楽しかった。

    自由研究の実験は終わったが、まだ調べてみたいことがあるので、その結果がはっきりするまでコーラは控えめにしようと思う。

    でも酸性の食べ物はたくさんあるので、早く結果を調べたい。


    実験がこんなに楽しいものだとは思わなかった!

『調べるときに参考にした本やネット上のサイト』があれば書いておこう!

    ( ̄▽ ̄)  これも次のページに書くっすよ!

  • 本: 著者名・出版社・出版年・タイトル
  • サイト: サイト名・サイトのURL
いろいろな資料を参考にしているほうが自由研究レポートの信ぴょう性が上がる!

書き終わったらやること

レポート

  • 文字の間違いや、読みづらいとことはないかチェック
  • 『目次』を『1ページ目』としてページ番号をふっていこう
  • 番号はどこにふってもいいけど『上の右側』なら全ページ『上の右側』に。
    『下の左側』にするなら全部『下の左側』だよ!
これを項目(『きっかけ』とか『結果』とか)ごとに目次に書き入れていくよ! こんな感じ!


    目次  1ページ

    目的・実験の仮説(予想) 2ページ

    実験に使ったもの・実験の方法(手順)  3ページ

    実験の結果  4ページ
    (※ 実験の結果を写真入りで詳しくまとめた、など1枚では終わらなかった場合 ↓ 次の項目のページ数に気をつけて)

    実験からわかったこと・思ったこと(考察)  6ページ

    感想・反省など  8ページ

    参考にした本やネット(参考文献・参考資料)  10ページ
ホチキスで閉じたらおしまい!!


あとは夏休みを全力で楽しむだけ!
(ほかの宿題もやっつけてからね)  


    (;一_一)  途中から、なんかヘンなテンションになってるけど、大丈夫っすか……?

……レポートってホントイヤだったなー、と思い出しながら書いていたら、つい「○○だよ!」のような文章になってた……


正気に戻ります……


さてさて。

ネットにもたくさん『自由研究の参考例』的なものはありますが、さすがにまんまはマズいです。

先生も絶対チェックしてるはずだから。


今回は私が勝手に、


「ホントに骨がとけたらイヤすぎる……これって本当のことなの?」


と思ったテーマで話を進めてしまいましたが、ネットが使えるなら、


『テーマ診断』
『テーマ一覧』



のような情報はわんさかあります。
(※ このテーマもあった。だから気になった)


今回書いた参考例はあくまで『例』です。


「こんな感じになりますよ」ということを大まかに伝えるためのものなので、そこらへんはよろしくです。


テーマをパク……活用させてもらうのはいいんです。

どんなやり方をしたか、といった方法や手順も、誰がやっても(同じテーマなら)それほど変わらないかも。


でも、その結果をどんなふうにまとめるかで、読みやすさはまったく違ってきます。


レポートにはテンプレート的なものがあるので、それに沿って書けば、かなりわかりやすくなるんですね。

別に『ズルい』ってわけじゃないんですが、このテンプレートを知らない人から見ると、


「なに、この自由研究レポート! 塾でコツとか教えてもらったの? てか、オマエ、塾行ってなくない?」

謎
もう、謎なくらい『うらやまし技』なんですよ!!


また、多くの人が『理科実験系』を自由研究のテーマとして選ぶと思います。

だけど『社会科系』の自由研究もありますよね。


最後に『実験系』との違いも簡単に紹介しておきますね。

『社会科系自由研究レポート』の書き方

    ① 表紙
    ② 目次
ここまでは理科実験系と同じ。


    ③ 「目的・実験の仮説」の代わりに

    → なぜそのテーマを選んだか・きっかけ
    → できれば仮説も立てておくと なお良い
    ④ 「方法・手順」の代わりに

    → 実際に自分が調べたことを詳しくまとめる
    → 調査に使った道具(カメラ・地図など)も書いておこう
    → 関係者に話を聞いたりすると、よりリアルな調査になる
    ⑤ 「実験結果」の代わりに

    → 調査の結果をわかりやすく、写真・グラフ・表などでまとめていこう
    ⑥ 「実験からわかったこと」の代わりに

    → 調べてみてわかったこと
    → 感想や反省点、調べたことを今後にどう活かせるか など
    → 感想は別のページにまとめてもいいです
    ⑦ 最後は同じ

    → 参考にした本やネットのサイト
『実験結果』ではなく『調査結果』といった感じですね。

ほんの少しですが違います。

社会科系を選ぶ人は少ないかと思いますが、一応参考までに。

終わりに……

夏
自由研究レポート「できるかも!」な気はしてきましたか?


時間のかかるテーマには早めに取りかかってくださいね。


楽しい夏休みが『自由研究レポート』の憂うつにジャマされませんように!(経験者が語ってる……)


少しでも皆さんのお役に立てていたらうれしいです!



ではでは<(_ _)>
最後まで読んでいただきありがとうございました。



気軽にサクッとコメントなんかを残してくれると、わたしが泣いてよろこびます!
ぜひぜひ、よろしくです♪ (σ・∀・)σゲッツ!!




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