スマホ依存症ってなに?中学生の依存率は?

(;゚Д゚)  スマホ? ないと困るし、普通に使ってるっすけど……もしかして私もすでに依存症っすか!?

脅かすわけじゃないですが、スマホ依存症の怖さは、


「自覚症状がない」

ということ。

だからもしかしたら……ってこともありえます。

スマホ
。゚(゚´Д`゚)゚。  ええぇー! 動画観て、SNSやって、ネットサーフィンして、たまにオンラインゲームとかやってるだけでもなるっすか


……結構、活用してますね……


上手に使えばスマホは本当に便利なツールです。

たいていのことなら調べられるし、家族や友だちとつながる大事な手段にもなります。

動画やSNSが使い放題になるプランもあるし、無限か?! と思うくらいアプリの量も豊富。



ヽ(=´▽`=)ノ  スマホのある時代に生まれてよかったっす! なかったらって考えると、ちょっとゾッとするっす……!


うん。
わかる……


でも、この「ゾッとする度合い」が問題なんです。

依存症レベルなのか、便利なツールとして使いこなしてるか、の分かれ道。



── ということで、



「あなたは大丈夫? 中学生のスマホ依存症事情!(勝手にタイトル変えた)」


についてのもろもろをご紹介です。


スマホ依存症からの脱出方法にも軽く触れていきますので、


「まずい……依存症、なりかけてるかも……」


と感じた場合には、こちらも参考にしてみてくださいね。


それではさっそくいってみましょう!


~ 目次 ~

「スマホ依存症」ってなに?


「やめなきゃ」「なんとかしなきゃ」、とわかっていても自分ではやめられない状態を「依存症」と呼びます。


スマホ依存症というのは、


「スマホが原因で人とのつき合いや健康面に問題が出てきても、スマホを使うことを自分ではやめられない状態」

のこと。


薬物をやめられないのが「薬物依存症」。

アルコールなら「アルコール依存症」。


これがもっと進んでしまうと「中毒」です。


「薬中」「アル中」。



(;´Д`)  スマホ依存が重症になったら「スマ中」っすか……


……略しちゃうとなんかヘンなネーミングになっちゃいますが、重度のスマホ依存症の場合、


  • ひきこもり
  • うつ病・パニック障害・自律神経失調症などの精神疾患
  • 身体全体の歪み
  • 自殺願望
こんなことも起こりかねません。
怖いんですよ。ホントに。


スマホ依存症専門の外来を設けている病院も増えています。

しかも、その外来にやってくる患者さんの7割以上が10歳から18歳の若い年代なんです。


ここまで重度にならなくても、スマホ依存症ではいろいろな症状が出てきます。


      ① スマホを触っていないと不安になる
      ② スマホいじりで夜更かし → 睡眠不足・睡眠障害に
      ③ 気づくと何時間もスマホを使っている
      ④ 同じ姿勢でスマホを長時間眺めているため、肩こりがひどくなる
      ⑤ 猫背にもなる
      ⑥ 首の骨が変形して、本来の自然なカーブがなくなり、前に突き出たような首の形(ストレートネックと呼ばれる)になってしまう
      ⑦ 眼精疲労(「スマホ老眼」)・視力の低下
      ⑧ 親指を使いすぎて腱鞘炎(けんしょうえん)に
      ⑨ ネットの情報をまるごと信じてしまう
      ⑩ SNSでのコミュニケーションはとれるが、リアルな現実世界での人づきあいを不安に思うようになる
      ⑪ スマホが一番! 他のことに関心がなくなる
      ⑫ 授業中や家族・友だちと会っているときでも「スマホしたいなぁ」とスマホのことばかり考えてしまう
「⑫」なんて、もうほとんど恋ですね。

機械に恋しちゃってる。


ここまで来ると、かなりの依存度。

あと一歩で、精神面でも危険な状態になってきます。


特に目的はないのに、とりあえずスマホをいじっていないと落ち着かない。

スマホにさわれない状況にイライラしたりストレスを感じる、というのはいわゆる「禁断症状」です。


中学生なので勉強もしなきゃならないし、友だちづきあいも大事。

恋愛だってしたいですよね。


でも、それどころじゃないんです。

何はさておき「スマホ」。


なので、依存症の傾向にある中学生の場合、


  • 成績が落ちる
  • 友だちとのトラブル(特に中学生女子に多い)
  • 睡眠不足からの授業中の居眠り・遅刻
なんかが多くなるそうです。


それでも自覚症状がないので、親や友だちにスマホの使いすぎを注意されると「逆ギレ」。

最悪、暴力をふるってしまうこともあります。


ツールとしてスマホを使いこなせてないんですね。

スマホに心も身体も乗っ取られちゃってる感じ。



( ・ั﹏・ั)  機械のくせに……ナマイキっす!


これがペットとかだったら「だってかわいいし、お世話もしなきゃなんないし……」

100歩譲って許せる気もしますが(個人的には。でも逆ギレとかはダメ)、スマホって、何かをするための手段として使うものですもんね。


支配されちゃうのってなんか悔しい。


でも、依存してしまうと、ここらへんの線引きができなくなってしまうんです。


そして、自覚症状のないまま、さらにスマホにのめり込んでいくと「重度の依存症」。

「スマ中」的な症状が出てくる。


  • 学校での人間関係が面倒くさくなってくれば 
    →「ひきこもり」
  • インスタなんかで誰かの盛ったリア充ぶりを毎日のように見せつけられていると、自分と比較してしまい落ち込んで 
    →「精神的に病む」
  • 同じ姿勢でスマホに熱中しすぎて首の骨が変形。そこから 
    →「全身の歪み」
それでも「スマ中」を続行していくと「自殺願望」まで出てくる恐れがあります。


また、スマホの画面から出る光(ブルーライト)はよくない、って聞いたことありませんか?

よくないんです、本当に。


スマホのブルーライトにも注意!!


実はブルーライトは紫外線の次に刺激の強い光。

そんな強い光を長時間見続けていれば、当然眼も疲れてきます。

眼精疲労ですね。

視力も落ちてきます。


これが基本の悪影響(ヘンな表現だけど……)。


メガネ
夜遅くまでスマホチェックをしていると、単純に睡眠時間が減ります。

でも、それだけじゃなく「睡眠の質」まで悪くなる。


人って、朝起きてお日様の光を浴びると体が「よし、朝だ!」と気合を入れ直す、っていうかリセットするんですね。

で、夜になってくると今度は脳の中に「メラトニン」という物質が分泌されるようになります。


このメラトニンが「眠くなる」ための重要アイテム。


この大事な分泌のジャマをするのがブルーライトです。


だから自然に眠くならない。
全然眠くならない。


寝つきが悪くなってしまいます。

なんとか寝つけても、深い睡眠がとれなくなるんです。


朝は起きる。夜は寝る。


当たり前のリズム、崩壊です。


なので朝がツラい。

寝たのに眠いし、疲れた状態のまま学校に行くことになるため「授業中の居眠り」「遅刻」になっちゃうんですね。



ヾ(´・ ・`。)ノ”  だけじゃないんっす!


自律神経のバランスをおかしくしてしまうのもヤツのしわざ。


メラトニンだけでなく、脳には分泌されるべき大事な物質がたくさんあります。

ブルーライトは、こうした大事な分泌物にも悪影響を与えます。


プラス姿勢の悪さ。


スマホを見るときって、前かがみ、下向きの姿勢になりますよね。

長時間のその姿勢は「猫背」に直結。


また、姿勢が悪いと血行も悪くなります。

肩もこるし、頭も痛くなってきます。

めまいがすることも。


体調不良で、なんとなくいつも疲れてる。

そのうえ 自律神経のバランスまでおかしなことになっています。


こうした状態が続くと、イライラしたり、不安な感情が抑えられなくなってくるんです。


徐々に気持ちもふさいできて、最終的には精神的なバランスを壊し「うつ病」「パニック障害」「自律神経失調症」など、心の病を引き起こす原因となってしまうこともあります。


リア充(かなり盛っているものでも)を見せつけらることによる気分的な落ち込み。

ブルーライトの刺激や姿勢の悪さが直接身体に働きかけてくる落ち込み。


ダブル・トリプルのパンチです。


でも自覚症状がない。


そのまま続けていけば精神疾患を患うのも時間の問題、となってしまうんです。



(,,゚Д゚)  なんか、だんだん恐ろしいことになってきたっす……


まだまだある! スマホ依存症の恐怖!!


ここまでは「健康面」への悪影響。

長時間のスマホ使用で身体や心に現れてくる不具合です。


これはこれでイヤなのですが、スマホ依存症はこのほか、人間関係にも悪影響を及ぼしてきます。

さっき挙げた最後のほう「⑨~⑫」の問題。



(=゚ω゚)ノ  これっすね!


      ⑨ ネットの情報をまるごと信じてしまう
      ⑩ SNSでのコミュニケーションはとれるが、現実世界での人づきあいを不安に思うようになる
      ⑪ スマホ以外のことに関心がなくなる
      ⑫ 家族や友だちと会っているときにでもスマホのことばかり考えてしまう
人間関係、大事なので、少しだけ詳しく見ていきましょう。 


⑨ネットの情報をまるごと信じてしまう


ネット
これは「人間関係」というとちょっと微妙なんですが……


「ネットリテラシー」と呼ばれているものについての問題になります。



(。´・ω・)?  ネットリテラシー……?


簡単に言うと、


「ネットを正しく使える能力」

みたいなもの。


ネットに書かれた情報はすべて本当とは限りません。

大げさに書かれたものや、あおるような内容のもの、あいまいな記憶を頼りに書かれたものなど、結構多いんです。


これ、信じちゃって、その情報を友だちに伝えたとします。

友だちはまたその友だちに伝える。


どんどん(結果的に)ウソの情報が広まっていってしまうんですね。



例えば、


「○○のアイスは100円にしてはクオリティが高い!」


という情報。
でも、これは書いた人の勘違いで、実は150円。



で、「100円なら○○のアイス買おう!」と思った人が実際の値段見て、


「いつの間にか50円も値上げしてる! ありえねー」


○○のアイスは1ミリも悪いことをしていないのに批判の対象になってしまう。


案外よくあることなんです。


全部が全部間違っている情報ということはないんですが「間違っている情報も含まれている」ということは知っておかないとマズい。


なので、


「正しい情報を選ぶことのできる能力」

これは大事なんですね。


このほかにも、


  • 個人情報が特定できるような投稿はしない(自分のも、友だちのも)
  • SNSでの何気ない発言がバッシングを受けることもある
  • ウィルス感染や、ネットがらみの犯罪に巻き込まれないように注意する
  • 効果的な検索方法を知らないと、永遠にほしい情報にたどり着けない……
などなど。


ネットを使う上で身に着けていかなければならない能力っていうのはたくさんあるんです。


この能力を適当にしたままネット(スマホ)に没頭してしまうと、依存症になる可能性のほか、いろいろなトラブルに巻き込まれる確率も増えてしまうので要注意です。


⑩現実世界での人づきあいが不安


スマホ依存症になりやすい人は、あくまで傾向ですが、もともと、


「現状から逃げ出したい」


という気持ちを持っていることが多いんです。



    人と話すのが苦手だから、文字でコミュニケーションが取れるSNSにはまる。

    学校でイヤなことがあったから、スマホでゲームをして気を紛らわす。

    イヤな勉強をする前に、とりあえずスマホチェックで一服。

みたいな感じ。


たまにはこんなことがあってもいいと思うんですが、これが毎日何時間も、となると あっという間に依存症になりますよ。


で、この状態ってイヤなことをしなくていいので楽しいですよね。

続けていると、ますます楽しくなってきます。


脳内に「快感ホルモン」「脳内麻薬」とも呼ばれる物質が分泌されているからなんです。


こんなもんが分泌されてしまうと、もうちょっとやそっとじゃ止められないです。

依存症確定。


これは気をつけないと「重度」の依存に陥り、病院などの助けが必要なレベルになってしまうパターンです。


特にオンラインゲームにドはまりしてしまう「ゲーム依存症(ゲーム障害)」は、今年(2019年)の5月から「疾病」として分類されることが予定されています。


ただのゲーム好きとかゲームオタクとかではなく、ワンランク上の(悪い意味で)「病気」扱いです。


「薬物依存症」「ギャンブル依存症」と同列の疾病として「ゲーム依存症」。


思っている以上に事態は深刻なんですね。



そしてもう一つ。


スマホ依存というより「SNS依存症」です。


SNS
男子より女子に多い。


SNSやメールの返信を早くしなくちゃ! と気になってスマホチェックを必要以上にしてしまいます。


返信が遅れて、友だちに悪口を言われたり、仲間はずれにされたらイヤだ、という焦りからくる依存です。


こちらのケースも最近かなり増えてきてるんですよ。


⑪ほかのことに関心がなくなる


スマホ命!


これは普通にダメですよね……


勉強も友だちづき合い(リアルの)も、どうでもよくなっちゃうので、成績も下がるし、学校に行ってもおもしろくない。



    友だちといるときでも片手にスマホ。

    ご飯を食べてるときもスマホ。

    トイレにもお風呂にもスマホ。

(;一_一)  この世から電波がなくなったらどうなっちゃうんすかね……


なくならないまでも、電波状況の悪いところではイライラが止まりません。

充電が切れそうな状態も耐えられない。


Wi-Fi環境の整った安全地帯「家」から出たくなくなるので、ひきこもりにもなりやすいんです。


⑫スマホのことばかり考えてしまう


完全にスマホの支配下に置かれてます……



早くゲームしたいなぁ、とか。

インスタ更新されたかなぁとか。

今日はどんな内容の投稿しようかなぁ、とか。




考えているのはスマホの中の世界のことばかり。


人と話していても上の空なので、人間関係がうまくいくはずもない。

なので、ますますスマホとの関係が深くなっていきます。


依存し始めるとどんどんそっちに引っ張られていってしまうんです。

自覚症状がないのも怖いけど、こっちも怖い。


どこかで気づかないと、本当に取り返しのつかない状態になってしまうんですね。



(。>﹏<。)  依存症になってないか、ものすごく不安になってきたっす!


スマホ依存ではなく「ネット依存」についてですが、厚労省の研究班が、


「5項目以上当てはまるものがあったら依存の疑いあり!」


という調査に使った8項目を、簡単に挙げていきますのでよかったら参考にしてみてください。


依存症が怖い……! セルフチェックしてみよう!


[box03 title=”チェック!!”]
    1. 自分でもネットに夢中だなぁ、と感じてる?

    2. 短時間のネット使用だと満足できない?

    3. ネットをやめようとして失敗したことがある?

    4. ネットの使用を制限したりされたりしてイライラしたことがある?

    5. 使用時間を決めていても、それ以上にネットを使ってしまう?

    6. ネット使用を優先して、人間関係や学校の活動を台無しにしたことはある?

    7. ネットに夢中なことを隠そうとしてウソをついたことがある?

    8. イヤなことや不安な気持ちから逃げようとしてネットを使うことはある?
(※ 厚生労働省の研究班が2018年にネット依存の調査に使った8項目)[/box03]

このうち5項目以上、当てはまるものがあった人は「ネット依存かも」と一度これまでの生活を振り返ってみてください。

気づくのは早ければ早いほどいいですよ!


ちなみに「ネット」を利用している中学生の7割以上が「スマホ」を使っているとのこと。

このほかにも、


「スマホ依存症の症状(さっき挙げた①~⑫)」


に当てはまるものがないかもチェックしてみてくださいね。


中学生の「スマホ依存症率」は?


依存と言えるほどネット(スマホ)を使っている中学生と高校生を合わせた人数は、


「約93万人!」



(。-`ω-)  ……と言われても、それが多いのか少ないのか……


中学生の12.4%が依存症の疑いあり、との結果が出ています。


女子の方が多く「14.3%」。
男子は「10.6%」。


10人に1人より多い依存率です。



(;゚Д゚)  ってことは30人クラスなら少なくとも3人以上は依存症……?


の疑いあり、ですが、単純に考えるとそうなりますね。


でも、実はもう少し多い、と言われているんです。


調査の結果でた数値は「推計」。

日本中の中学生全員を対象にするのはムチャなので、無作為に選んだ学校での結果から割り出した数値になっています。


つまり、学校にそのとき来ていた生徒が対象。

重度の依存症になって すでに学校に来られなくなっている生徒さんは含まれていないんです。


また、依存症の調査は5年前にも行われているんですが、疑いありの中高生の数はなんと、


「プラス約40万人」

スマホの普及により、数値が跳ね上がったといわれています。


ほとんどパソコンと同じように使えて、しかも手軽。

場所も選びません。


依存症になるまでのめりこまずに、上手につき合っていければ本当に便利なツールなんです。



(;´∀`)  末なが~くおつき合いしていきたいっす


そのためにも、


「依存症かも……」


と感じたらぜひぜひ早めの対策を!


スマホ依存症から抜け出すためにできること


依存症になりやすいポイントは、


  • 特に目的もないのにスマホを常にいじってしまうこと
  • 一度始めると、つい時間を忘れて使い続けてしまうこと
  • SNSなどへの返信が気になること
  • ほかに楽しみがないこと
これをなんとかすれば大丈夫。


特に目的もなくスマホをいじらない!

( ̄▽ ̄)  目に入るところ、手の届くところにあるからスマホについつい手が伸びるんっす!


  • 机の引き出しやカバンの中に入れておく
  • どこにでも持ち歩く習慣をやめる
  • ついでに使わないときは電源を切っておく(または機内モードにしておく)
で、本当にスマホが必要なときにだけ出す!


電源を切っておけば、


「かすかに聞こえる通知音やバイブの音に心を惑わされる」


ということもなくなります。


しかもスマホの「即起動」という優秀な機能も使えなくなります。

再起動後にはパスワードも入力しなければダメ。


面倒くさいと人はテンションが下がります。



物理的に距離を取ったり、「スマホなのに不便」にしちゃうのはかなり有効。


机の上に置きっぱなしとか、ポケットに入れているとかだと、ついつい気になっちゃって……の率が高くなります。


よく使うアプリを「ホーム画面」ではなく、あえて2枚目、3枚目の画面(スワイプしないと出てこない画面)に置いておく、というのもあり。

しかもフォルダに入れておけば、アプリを開くのに2~3回のアクションが必要になってきます。


こういう細かい「面倒くさい設定」は結構ききます。


お風呂とかトイレにまで持っていっていた人にとって、初めは苦痛かもしれません。

急に「手の届かないところに」があまりにもストレスになってしまう場合には、せめて「どこにでも持ち歩かない」から徐々に始めていきましょう。


これはもう、慣れです。


依存症がひどくなったら、スマホを使うことさえ禁止されてしまうかもしれません(お医者さんや保護者の方に)。

そのときの禁断症状よりずっとマシです。



依存症とは関係ない話ですが、トイレに持っていくと、スマホの画面に雑菌・バイキンがこれでもかってくらいくっついてきます。

通話はあまりしないかもしれませんが、そんな状態のスマホを口元に……



((((;゚Д゚))))  ヒー!!!


また、カバンの中などに入れているので、音楽プレーヤーとしては使えなくなります。



(*`へ´*)  えぇー! 音楽聴きたいっす~


音楽って、どれだけ好きな曲でもランダム再生してても、ずっと同じだと飽きてきますよね。

私は飽きます。飽きっぽいです。


「違う音楽聴きたい……」


ってなってスマホを触った瞬間、違うアプリやブラウザ立ち上げてたり……依存気味ならなおさら。

高確率で、こうなる。


なので、音楽は音楽プレーヤーで聴きましょう。

それならいくら音楽を変えても、なんの誘惑もされません。


ついつい時間を……忘れない対策を!


まずは自分が1日にどのくらいスマホをいじっているか、を知ることから始めましょう。


スマホに依存しないためにスマホのアプリを使う、という、なんとなく納得できない気もしないでもない方法が一番有効。


無料アプリでも優秀なものがたくさんあります。


「スマホ依存対策」
「スマホ依存対策 アプリ 無料」



などをストアで検索するとたくさん出てきます。

こうした管理アプリは活用しちゃいましょう。


使っているスマホがiPhoneなら「設定」→「バッテリー」の画面で「時計マーク」をタップするとよく使うアプリの使用時間が表示されるようになります。
(※ スマホを使っていたすべての時間ではなく、最大10項目しか出ないのがちょっと残念)


新しいiPhone(iOS12)には「スクリーンタイム」の機能が追加されましたね。


これは便利。


使用した時間がわかるだけでなく、


  • 着信音や通知音をオフにしておく時間の設定
  • アプリごとの使用時間を制限
なんかもできちゃいます。


結果「1日の使用時間が5時間以上」の場合は、本気で依存症対策をしないとマズイです。


スマホ
「フィルタリングサービス」を利用するのもおすすめ。


本来なら18歳未満の人がスマホを契約する際には加入することが「原則必要」となっているサービスです。

なんですが、実際にはスマホを使っている中学生の半数しか使っていないんですね。


有害サイトをブロックしてくれたり、利用時間の制限ができます。



    「親に監視されるなんてゴメンだぜ(だわ)!」

と思うかもしれませんが、依存症から抜け出すにはある程度強制的な制限も必要です。

もしも加入していなかったら、もう一度入り直すことも視野に入れてみてくださいね。



「○分スマホを使わなければ〇〇が育つ」


という緩めのアプリもあります。


土地が増えたり、魚や木が育ったりするアプリ。


目に見える変化がわかりやすいので、結構面白いです。


有料・無料、どちらもありますが、個人的には無料のアプリでいいんじゃないかなぁ、と思います(私が使っているのは「ブロックタイマー(無料)」というスマホを使っていない時間に比例して土地にどんどん木とか動物が増えていくアプリ)。


男子にはちょっとかわいすぎちゃうかもですが「楽しみながら」じゃないと、依存症に向き合うのはキツイです。

自分に合った、楽しめるアプリを探してみてくださいね。


ルールを作る!


お風呂やトイレには持っていかない、と同じように、


  • ごはんを食べているときはスマホを見ない
  • 友だちや家族と話しているときにはそちらに集中(スマホ禁止)
  • 〇〇時から〇〇時まではスマホに触らない
  • 寝室には持ち込まない(ブルーライトによる睡眠障害も防げます)
などなど。


で、少しずつ、ルールのハードルを挙げていきましょう!


充電のもつ範囲内でのやりくりを!


長時間スマホを使っていれば充電もなくなってきます。

家にいるなら「電源に挿しっぱなし」もできますが、外だとこれはムリ。


ということで「予備バッテリ」。


「今日はどうしてもスマホを使った調べ物を(例えば)外出先で長時間しなきゃならない」


とかいうときなら予備バッテリは必須です。


でも「ながらスマホ」にプラスされてしまうと、



ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛  「予備バッテリ」=「スマホ依存症へ続く道」! まっしぐらっす!


いつでも使える状態を作ってしまうと、際限なくスマホをいじり倒してしまうんです。

依存傾向にあるから。



北海道など、広くてしかもガソリンスタンドの少ない場所では、


「ガソリンメーターが『Full(満タン)』からちょっとでも減ると不安」


になるそうです。


雪とかも降ってて、ほかの車も通らない場所でガス欠になってしまったら命に関わってきます。

だから、ガソリンスタンドを発見するたびに満タンまで給油。


スマホの充電切れにここまでの危機感はありません。

しかも普通に使っていれば、そうそう充電切れを起こすこともないです。


切れてしまうのは使いすぎているから。

そこを自覚して「充電の範囲内」でもたせる工夫をしていきましょう。


どうしても使いすぎてしまう場合には、


  • いっそガラケーに変えてしまう
  • 通信量に制限のあるプランに変える
  • はじめから「月○GBまで」と決まっている格安SIM・格安スマホに変える
本体から変えてしまう。


通信量が限られていれば、スマホの充電以前に使うこと自体にブレーキをかけることができます。


SNSなどの返信を気にしない!!

(@_@)  ムリっす……


女子にはこれが一番気になるのかも。


さっきも書いたとおり「早く返信しなきゃ!」と焦ってしまい、ひんぱんにスマホチェックをしないと不安になってしまうんですよね。



一番いいのは「スマホ断ち」をしていることを友だちに話しておくことです。


「返信が遅くなると思うけど、ごめんね。このまま依存症になっちゃうと困るから、なるべくスマホに触らないようにしてるの」


のように言っておけば、友だちも納得してくれるはず。


届いているメッセージは時間を決めてチェックです。


で、さらにメールやSNSの通知機能もオフにしちゃう。

ついでに机やカバンの中に入れてしまいましょう。


はじめは気になると思います。

でも、ここはがまん。


重度の依存症になってしまうことを考えて、ちょっとだけ気合を入れてください。



逆に「○時から○時の間はスマホ触らない時間にしてるから、返信遅れるよ」


のようなルールでもいいですよね。


依存度によって、スマホを遠ざけておく時間を決めてみてください。

依存症が軽くなってくれば、気持ち的にもかなり楽になってきますよ!


楽しいことはほかにもある!!


他の楽しみを見つけると、スマホをいじっている時間を「もったいない」と感じるようになります。


中学生って結構忙しいんです。

スマホで時間をムダにしないためにも、依存症から抜け出しましょう!!


スマホを使うこと自体は全然悪いことじゃないんです。


仕事にネットを使う人もいますよね。

そういう人たちって、ものすごい時間パソコンやスマホを活用してます。

でも、依存症ってわけじゃないです。



(・ิω・ิ)  ネットがないと仕事にならないけど、あくまで目的のための手段として使ってるっす!


「スマホを使うこと」が目的になってしまうと、依存。


スマホは道具です。

依存せず、上手に使い倒しちゃいましょう!


終わりに……

スマホ
スマホには魅力的な機能がたくさんあるので「アレもコレもやりたい」の欲求に素直に従ってしまうと、簡単に依存傾向に陥ってしまいます。


  • 目的もなく、なんとなくスマホを使わない
  • 使ってもいい時間やルールを決めておく
  • 使用時間を管理するアプリなどを活用する
  • 使わないときは目の届く範囲においておかない
  • どこにでも持ち歩かない
  • 気になる通知はオフに設定しておく
などなど、できることから始めてみてくださいね!




ではでは<(_ _)>
最後まで読んでいただきありがとうございました。



気軽にサクッとコメントなんかを残してくれると、わたしが泣いてよろこびます!
ぜひぜひ、よろしくです♪ (σ・∀・)σゲッツ!!



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