心も身体も少しずつ大人に近づいてくる中学生時代。
新しい友だちも増え、小学校のときにはなかった『部活動』にも入り、
「充実した毎日を送ってますか~!」
(;・∀・) 楽しいんだけど、勉強の大変さが予想外っす……!
あ、やっぱり。
いきなり重大発表しちゃいますが、中学生の悩みランキング、ズバリ1位は、
『成績のこと』
なんです。
(´∀`*)ウフフ 恋愛の悩みも多いんじゃないっすか~
見事に『成績のこと』の悩みの6分の1程度。
10%くらいしかないんですね。
もうちょっとあるかと思ってた……
── ということで、
『ほかの女子って、どんなことで悩んでるの? 私の悩み、わかってもらえる!?』
についてのあるあるをご紹介です。
それではさっそくいってみましょう!
~ 目次 ~
中学生の悩みランキング!
2016年のアンケート結果なので、ちょっと古いかも。(※ だから『%』の部分は『だいたいこのくらいの割合』ていどにとらえてもらえると助かります<(_ _)>)
1位: 成績のこと(62.0%)
2位: 将来・進路のこと(57.6%)
1位と2位を足すと軽く100%を超えてしまうのは、
「『1つだけでなく、当てはまるものがあればいくつでも』形式」
で取られたアンケートだから。
書き間違いじゃないです(^^;
で、次に多いのが、
3位: 身体のこと(34.7%)
- 自分の見た目・体型などのコンプレックス
- ほかの人からどう見られているか
そして、
4位: 友だち・仲間との関係(25.8%)
『成績』『進路のこと』についての悩みは今回はおいておき、それ以外で多くの女子が悩んでいる、
『身体のこと』
『友だち・仲間との関係』
って、どんなことなの? についてみていってみましょう。
『身体について』
いろいろあるんですが、中でも多かったのが、- 『生理』系
- 『胸』系
- 『ニキビ』系
番外編として、
- 起立性調節障害の悩み
- 人からどう見られてるのか気になる!
「わかるー! あたしもー!!」
ていうものも多いかも。
身体について・『生理』系の悩み
ではでは、まずは『生理』に関する悩みからです。生理って1週間くらいで終わるんじゃないの?!
生理が始まったばかりの女子が不安に思うのが、これ。ネットとかで調べると、
『一般的に3日から7日で終わる』
みたいなことが書かれてるんですよね。
でも、これは生理が安定してきてからの話。
しかも個人差もだいぶあります。
初潮がきてから18歳くらいまでのことを『思春期』と呼びます。
早い女子なら8歳くらいで生理が始まることも。
でも、いずれにしてもこの期間は生理の周期や期間が不安定なんです。
女性ホルモンを作り出す働きがまだまだしっかり整ってないからなんですね。
生理痛がきつい、と感じることも多いかも。
これも、子宮がまだ十分に育ちきってないから。
痛いのもなかなか終わらないのもイヤだけど、ヘンな病気とか自分だけ、とかいうことはないので大丈夫。
ただ、安定してきてからも(20歳を超えたくらい)、
- 生理が極端に早く終わる(2日以内)
- 生理が極端に長引く(8日以上)
- 出血量が以上に多い(貧血が起きるくらい・レバーのような大きな塊が出るなど)
だけど、今は、上のようなことがおきても、それは『安定してないから』なので、そんなに心配しないでね。
(※ どうしても気になるようならお母さんに相談して、婦人科の診察を受けてくださいね)
生理前になるとイライラが止まらなくなる!!
これはわかる!
私なんて生理前だけじゃなく、生理中も軽くイラっとしてますよ。
(;´∀`) 生理って女子の性格、悪くするんすか……?
違います!!
これにもちゃんと理由があるんですね。
それが『PMS(月経前症候群)』。
イライラするだけじゃなく、肌が荒れたりやたらと眠くなったりおなかが減ったり、便秘になったりする人もいます。
生理の始まる3日から10日前くらいに起こりやすくなる心と身体の体調不良。
ならない人もいるんだけど、なる人はけっこうつらいです。
重症になると学校にも行きたくなくなるほどひどくなる。
原因ははっきりしていないんですが、
『赤ちゃんが作れる身体づくり』のため、ホルモンやらなんやらががんばっているせい……というかおかげ(?)、
だといわれています。
多くの女性が経験する症状なので、『生理前だからイライラしてるんだ』と思ってやり過ごせるていどなら大丈夫。
でもあまりにもつらかったら、『女』の先輩であるお母さんにまずは相談。
婦人科のお医者さんもいます。
一番いいのは『身体の声』を聞いてあげること。
ムリしてがんばっちゃうと、心がついてこれずに悲鳴をあげます。
とくに生理が始まったばかりだと、初めてのことだらけで、なんでもかんでも不安に思えてきちゃうんですよね。
『自分だけ?』と思わず、誰かに相談できると安心することも多いですよ!
身体について・『胸』系の悩み
身体についての悩みの多くは『中学生になったから』というより、『思春期をむかえたから』
に関係してるものが多いです。
『胸』の変化もその一つ。
こちらもサクッとみていきましょう。
片っぽの胸しかふくらんでこない!! どうして?!
これは安心してて大丈夫。今は胸も成長している途中。
そのうちどちらも同じようにふくらんできます。
ただ、大人になってもバストサイズが左右で違うっていうのはあんがい普通のことなんです。
人の身体って、全部が全部左右で同じになってるわけじゃないんですね。
視力だって左右で違うし、指の長さもたぶん微妙に違うはず。
(※ 私は左指のほうがわかりやすいくらいに長いです)
極端に違う場合は、
『身体の歪み』
が原因になっていることも(胸の成長が終わってからの話)。
骨格の歪みを整える体操なんかで、だいぶ改善されるそうです。
でも、今の左右のバストサイズの違いは、
『バスト製造中』
だから。
いつの間にか、
「おぉ! どっちも大きく育ってる~(((o(*゚▽゚*)o)))」
みたいな感じになるから心配しないでね。
胸にコリコリするものが!! これって病気?!
違いまーす!!
それも『胸の成長過程』では当然のように起きる現象です。
胸って、ほとんどが『脂肪』でできてます。
で、ほんの少しの『乳腺』っていうのもあるんですが、これが胸の成長には大事になってきます。
胸が大きくなる仕組みは、簡単にいうと、こう(↓)。
- 女性ホルモンが『乳腺を作れ!』と指令を出す
→ 乳腺登場
→ 乳腺の周りに脂肪がくっつく
→ このことにより胸が大きくなる
(※ 本当に簡単に書いた)
つまり胸のコリコリは、
「これから大きくなりますよー!!」
の予告みたいなもの。
だから安心してね。
ブラジャーっていつからつける?
早い人は小学校高学年くらいからつけてるみたいですね。ある調べによると『8割』の女子が小学校高学年デビューしてるそう。
でも、これも個人差があるので中学生でブラデビューしてないことがおかしいってわけじゃないんです。
あくまで目安ですが、バストが変化を始めるのはだいたい初潮をむかえる1年くらい前、といわれています。
具体的にいうと、乳首(乳頭)がふくらんできて、ちょっと硬くなってくるんですね。
こうなってくるとTシャツなんかを着たときに、目立つようになる。
目立つだけじゃなく、この状態で洋服に直接ふれるのもあまりよろしくないんです。
胸の成長がジャマされてしまう。
だから、この時期がきたらブラデビュー、っていうのが見た目的にも胸の成長的にも一番いいんです。
で、それには個人差がある。
また、
「ブラつけてるのがバレるのが恥ずかしい!」
って女子もけっこういます。
男兄弟がいたり、学校で男子にからかわれたりするのがイヤ!
男子、からかってきますからねー。
ちょっと胸が大きくなってきただけなのに、
「デーブ!!」
とか言ってくる男子……超いそう。
男子的にも恥ずかしい気持ちの裏返しなんだと思うんですが、表現力があまりにも切ないので……
ってことで、もう一つブラ系の悩みがこちらです。
ブラが透けて見えるのがイヤすぎる!!
あと、ブラヒモが見えちゃうのもちょっとイヤ。冬はまだいいんですよね。
厚着してるし。
でも、夏とか汗をかいたときに制服や体操着越しに、うっすら見えるブラ・シルエット。
これがイヤすぎるって女子は多いです。
で、どうしているかというと、
『ブラ + タンクトップ or キャミソール or Tシャツ』
夏の暑い中、重ね着してがんばってるんですね。
(;・∀・) 暑さをとるか、ブラ隠しをとるか、なんすよ!
……ソフトカップ付きのタンクトップタイプのブラとか、スポーツブラっていうのもありますよ。
これってけっこう優秀。
ブラヒモが見えても、
『あ、中のタンクトップ、見えちゃってるよ』
ていどの衝撃しか与えません。
また、
『汗を吸う!』
『着てるだけで涼しい!』
みたいなキャミやタンクトップも売ってますよね。
ああいうのを夏だけでも着るのもあり。
どうしても『ブラジャー型ブラジャー』をつけたいなら別なんですが、
- 下着が透けそうな季節
- 透けなさそうな厚着の時期
身体について・『ニキビ』系の悩み
中学生くらいの時期には、大人のニキビとはちょっと違う、『思春期ニキビ』
っていうのができやすいんです。
小さくて白いニキビ、潰しちゃダメ?!
潰したくなるんですよね、あれ。
でも、潰しちゃダメ。
白くて小さいニキビは、まだニキビになる前の『ニキビ予備軍』みたいなもの。
炎症を起こしてない状態なんです。
だけど潰しちゃうと、そこから手のばい菌なんかが入り込んで、見事に炎症を起こし、
『立派なニキビ』
に昇格してしまうことも。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン ……
いわゆる『赤ニキビ』とよばれるもの。
跡が残る可能性大のヤツです。
思春期はホルモン分泌がスタートしたばかり。
だからバランスがまだ整ってないんですね。
思春期・成長期には『男性ホルモン』が(女子でも)一時的に増えます。
で、そのことにより皮脂がたくさん分泌されることになる。
それが毛穴の周りにたまり、毛穴を詰まりやすくし、
『ニキビのもと』的な細菌が増殖。
炎症を起こすことでニキビができます。
なので、まずは皮脂(脂っぽい)部分を中心にていねいに洗顔することで、肌を清潔に保つことが大事。
シャンプーなんかのすすぎ残しにも注意です!
前髪に残ったシャンプー成分が刺激になって、肌が炎症を起こしてしまうこともあります。
(=゚ω゚)ノ で、それがニキビになるっす!
刺激にも注意! なんです。
ニキビをやっつけろ! 洗顔の回数は多いほうがいい?
多くないほうがいい!1日2回くらいが一番いいです。
(※ 汗をかいたときなどに水で軽く顔を洗うとかはカウントしません)
ニキビの原因は『皮脂』の分泌が多くなること。
プラス『お肌の乾燥』。
(。´・ω・)? え? ニキビってオイリーなイメージあるっすけど……乾燥、ダメ?
ダメ。
こんな感じでダメなんです。
- 肌の表面にはもともとバリアがある
→『肌の表面の水分』『皮脂』この2つが混じりあうことでお肌を守る - 洗顔により肌の皮脂が一時的に減る
→ 肌、『乾燥してる!!』と感じる - 肌、指令を出す
→『皮脂を余分に送り込んで乾燥から肌を守るべし!!』
→ ニキビのもとに……
だから洗顔料を使った洗顔は1日2回くらいにおさえるのがベスト。
で、洗顔は優しくです。
おススメは『固形の洗顔せっけん』。
クレンジング洗顔とかスクラブ入りとかだと、炎症を起こしてる(または起こしかけてる)ニキビには刺激が強すぎて逆効果になってしまいます。
そして、洗顔後はしっかり洗い流し、保湿を十分にしておきましょう。
すすぎ残しがあると、
( ゚Д゚) 刺激……?
そう。
お肌に刺激を与えることになります。
で、ニキビ誘発。
どうしても気になる場合は、皮膚科に行くのが一番いいです。
小さくて白いニキビから皮脂を吸ってくれる機械(……お医者さんの道具?)で吸い出してくれますよ!
ニキビの原因の多くは『皮脂』の過剰分泌と『肌の乾燥』ですが、ほかにも敵はたくさんいます。
- バランスのいい食事
- しっかり寝ること
- ストレスをため込まない
ファストフードやスイーツ、揚げ物などは控えめに。
ビタミンが豊富に含まれている野菜や果物がおススメ。
バランスももちろん大事です。
睡眠も大切。
肌の細胞は約28日周期で入れ替わるといわれています。
で、その古い皮膚(角質)と新しい皮膚の入れ替え作業を身体が行うのは、夜の10時から夜中の2時がピーク。
だからこの時間を過ぎてもダラダラ起きていると、それだけ肌の再生(生まれ変わり)が遅くなることになっちゃうんですね。
睡眠は時間だけじゃないです。
スマホを寝る寸前まで見ていたりすると、
『身体は寝てても脳は起きてる』
状態になってしまいます。
(;´Д`) 生まれ変わりが遅くなるー
肌のためにもしっかり睡眠はとってね。
あと、ストレス。
ため込むと、ただでさえ時期的にたくさん出ている皮脂が更に加速して分泌されるようになります。
これが毛穴の周りにたまり、毛穴を詰まらせ…… → ニキビ。
いろいろ悩んだりストレスのもとになることもあると思うんだけど、なるべくため込まない。
ダッシュでもカラオケでも好きな音楽を大音響で(ヘッドフォン使用)聞くでもなんでもいいんで、
ストレスは小さなうちにサクサクっとつみ取っちゃいましょう!
起立性調節障害で悩んでる女子はけっこう多かった!!
悩まされてない女子には『?』だけど、悩んでる女子にはけっこう切実な問題。- 立ちくらみ
- 疲れやすい
- 長い時間立っているのがつらい
- 朝、どうしても起きられない
思春期(第二次性徴期)真っ最中の小学校高学年から中学生、とくに女子に起こりやすい身体の病気です。
身体の機能が一生懸命『大人になるために!!』とがんばっている時期。
自律神経も同じように変化をしています。
(※ 自律神経: ザックリいうと『体内の環境をコントロールしつつ整える神経』のこと)
で、ここが変化の過程でおかしな感じになっちゃう。
循環器系の調節がうまくできなくなる疾患です。
(※ 循環器: 身体の中をかけめぐってる血液・心臓などに関わるところ)
だから、急に立ち上がったりすると血圧が下がってしまったり、
逆にドキドキしすぎてしまったり。
こうしたことへの調節に普通の人より、時間がかかる。
あくまでも身体の病気なんですが、
- 精神的なこと
- 環境的なこと
『精神的なこと』というのは今まであげてきたような悩みなどなど。
『環境的なこと』というのは、小学生から中学生になったことによる、いろいろな変化。
身体の変化もそうだし、勉強の難易度が上がったとか、小学生のときに比べ、拡大される人間関係なんかもそうです。
で、これは自分でどうにかしようとしても、どうにもなりません。
身体の病気だから。
気持ちの持ちようとかでなんとかなるものじゃないんですね。
普通に生活するのが厳しいくらいの不調を感じたら、お医者さんに行きましょう。
ガマンできるくらいなら、そのままやり過ごすのもありです。
ここも自分の身体と相談。
ムリはダメ。
起立性調節障害って、ほかの病気になった場合にもみられる症状なんですね。
だから、本当にもしかしたらだけど、そっちの病気のせいってことも考えられます。
苦しさとかきつさのていどをはかるのってなかなか難しいと思うけど、起立性調節障害が原因で、不登校になってしまう中学生も一定数いるんです。
朝起きるのが、本気できついから。
自分の身体の声をしっかり聞いてあげてね。
『大丈夫! まだイケる!』
っていうのもカッコいいけど、結果的に自分を苦しめることになってしまうかもしれません。
そこだけは本当に気をつけて!
ガマンしすぎはダメです!!
『自分が人にどう見られてるか気になる!』のはこの時期なら当たり前のこと!
友だちや男子、周りの大人や近所の人……
やたらと他人の視線が気になったり、どう思われているか、細かいことでも気になったり。
小学生のときに比べ、中学生にもなると考え方もしっかりしてきます。
たとえば、
『私は~です』
という文章を作るとします。
小学生のときだったら、
- 私は○○小学校に通ってる3年生です
- 私は△△に住んでいます
- 私はクラスの中で1番背が高い女子です
誰もが見てわかるようなことですね。
これが中学生くらいになると、
- 私は責任感が強いです
- 私は将来得意な歴史を活かした職業につきたいと思っています
- 私は誤解されがちだけど、実は人見知りです
つまり、それだけ自分について深く考えられるようになっているということ。
なので、
『私はなんで生まれてきたのか』
『私って本当はどんな人間なんだろう』
『大人になるってどういうことなんだろう』
といった自分に対する疑問っていうか問いも生まれてくるようになります。
そして自分について知ろうとするうえで参考になるのが、
- 自分でこうだ、と思っている自分
- ほかの人があの子はこう、と思っている自分
で、この2つの間にギャップがないほうが安心するんですね。
自分では『私は優しい』と思っていたのに、周りから、
『あの子ってちょっと意地悪なとこ、あるよね~』
みたいに言われちゃうと、ものすごく自信をなくしてしまいます。
逆に同じように感じてくれていたらほっとする。
この安心が『自信』につながり、
『自分っていうのはこういう人間なんだ』
を探すのにものすごく役立ってくれます。
今は、こうした「自分探し」の時期。
だから人の目が気になるのは当たり前なんです。
……なんですが、
これとは別に『友だち関係』『人間関係』について悩んでるからこそ、
『相手にどう思われてるのかが気になる……』
ということもありますよね。
ってことで、ここで身体の悩みはいったん終了。
続いて『友だち・仲間関係(人間関係)』の悩みについてみていってみましょう。
友だち関係の悩み
こちらもいくつかに大きく分けることができます。- いじめ・仲間はずれ・無視
- 立ち位置
- 先輩とのつき合い方
『いじめ・仲間はずれ・無視』『立ち位置』に関する悩み
2個いっぺんにしちゃいましたが……中学生になると、さっきもこっそり書いたけどいろんな変化が起こります。
身体もそうですが、環境もそう。
小学生のころのように『クラス』単位だけでなく、
クラスは違うけど部活は一緒の友達とか、
学校行事で学年もクラスも関係なく交流があるとか。
スマホを持ってる子も多いだろうから『コミュニケーションツール(LINEとか)』も大活躍。
こういうところにチョコチョコいじめや仲間はずれのきっかけがまぎれ込んでる感じです。
いくつか例をあげていきますね。
昨日まで普通に話してたのに……なんで?!
これ、あると思います。
で、実際に多いです。
中学生女子は元気いっぱいで明るいんですが、同時に傷つきやすかったりもします。
だからホントにホントに何気ない一言で、
(-_-メ) なにあの子、感じ悪いんだけど……
明日からみんな、話すのやめるっすよ
明日からみんな、話すのやめるっすよ
みたいなことも起きやすい。
もっとどうしようもないのは、
『なんとなく今日、イライラするんだよね……だから、あの子無視ね』
みたいな理由。
そんなことで無視されたり仲間はずれにされたほうはたまったもんじゃありません。
また、責任感が裏目に出て、標的にされることも。
「あの子、無視しない?」
「え? なんで? 私……そんなことできない」
で、次の日学校に行ったら『無視しない?』といわれてた子は普通に今まで通り友だちと話してて、
代わりに自分が『無視の標的』になっているパターンです。
LINEでのあれこれ
- グループトークで、自分の知らない話題で盛り上がっていて会話に入れない(わざと?)
- 自分のグループのメンバーが、自分だけを外して別のグループを作ってた
- グループトークに参加してるけど……毎回既読スルー
- LINEの中でわかりやすく攻撃される などなど
気が滅入ってくるので、全部はあげませんが……
LINE自体が悪いわけじゃないんだけど、いじめをしたい子にはどんなものでもツールになっちゃうんですね。
また、女子は男子に比べ『グループ』を意識することが多いです。
LINEのグループだけじゃなくて、
『自分がどこに属しているか』
みたいな広い意味でのグループ。
これに少なからず関わってくるのが、クラスでの『立ち位置』。
いわゆる『スクールカースト』と呼ばれるものです。
グループから外されないために必死!!
スクールカーストまでいかなくても、クラスにはいくつかのグループができていると思います。『目立つ子のグループ』
『目立つグループに比べればおとなし目の普通の女子のグループ』
『目立たない、またはちょっと変わってると思われてる子たちの属すグループ』
大きく分ければ、こんな感じかな。
一番平和なのは、実は真ん中の、
『おとなし目の普通の女子のグループ』
なんですね。
ただ、クラスでなにかを決めなきゃならないときなんかには、
『1番上に位置する(目立つ子の)グループ』
にしかほとんど発言権がなかったりします。
(=゚ω゚)ノ だったら目立つ子のグループが一番楽しくて平和なんじゃないんすか?
中にはそういう立ち位置をまんきつしている女子もいるかもですが、みんなあんがい必死なんです。
リーダー格の女子に目をつけられたら大変。
グループから外されちゃうかもしれない! と思うと、怖くて言いたいことも言えない、っていう、
『目立つ子グループに属する女子』
も多いんですよ。
(;´Д`) それは……毎日、疲れそうっすね……
疲れると思います。
上位のグループにいても全然楽しくないみたい。
リーダー格の子のご機嫌を常にうかがってないとダメ、っていうのはきついですよね。
でも、一番平和と書いた『普通の女子のグループ』でも、
「なんで、あの子より私のほうが低い位置にいるわけ!!」
と悔しい思いをしてる子も。
3番目の『おとなし目・ちょっと変わってる子グループ』
でもそう。
気にしない女子は気にしません。
だけど、
『おとなしい』=『自分には価値がないみたいに思われてるようで悲しい』
という悩みもあるんですね。
これって『いじめ』?『いじられキャラ』でいるのが苦痛!
『いじめ』と『いじり』。
似ているようでちょっと違って、でも度を越したら同じことをしてるのと変わらなくなります。
仲のいい友だち同士ならからかったり笑いのタネにし合うことも普通にあります。
でも、
『ていど!!』
からかわれすぎて、
「クラス中の笑いものになってるような気がする……」
と悩んでる女子や、さっきの立ち位置、
一番上のグループなのに『いじられ役』。
「下のグループにいくのもイヤだけど、いじられ続ける毎日もイヤ……」
いじられることに悩んでる女子も多い。
:;(∩´﹏`∩);: もう、あきらめるしかないんすか?……ガッコ、行きたくない……
いじめや仲間はずれ、無視をされたりするのは本当に苦しいです。
しかも相手は、大した理由もなく、自分のそのときの気分で標的を決めてることがほとんど。
学校に行きたくなくなる気持ちもわかります。
大きな声では言えませんが、本当に苦しくて、生きていることまでイヤになってきちゃうくらいなら、別に学校なんて行かなくてもいいんじゃないかと個人的には思ってます。
勉強さえ家でしてれば、高校に行くこともできるし。
(※ あくまで『最悪・個人的には』です。おススメしてるわけではないです)
でも、これだとなにも『解決』してないっていうのもホント。
プラス、今さっき書いた通り、
『なにがなんでも行かなきゃいけないわけじゃない』
=『今の状況以外にもいくらでも道はある』
というものポイント。
実際にいじめなどにあって、それを乗り越えていった先輩たちの体験を次にあげていきますね。
もしよかったら、参考にしてみてください。
中学校以外に自分の場所を見つけた!!
あまり生々しく書くとなにかと問題が起こりそうなので、要点だけまとめてみます。-
【いじめにあう】
→ 学校に行くのが怖くなり、家に閉じこもるように
→ 彼女を心配したお母さんがとった行動が、
→「学校に行きなさい!」ではなく、
→ 好きなこと、なにか習いに行ったら?
→ A子ちゃん、得意の英会話(ここはなんでもいい)を本格的に習い始める
→ 英会話教室で同じ趣味を持つ友だちができる
→ 毎日が少しずつ楽しくなってくる
→ 学校でのいじめなんて、大したことない! と思えるように
(※ 学校外にわかりあえる友だちができたから)
→ 学校にも行けるようになる
→ 前に比べて活き活きしているA子ちゃんをみて、いじめもだんだんとなくなっていく
→ 今では学校でも、仲良しの友だちができた!
で、実際、本当に学校だけがすべてじゃないんですよ。
『○○中学の私』
『○○グループに属してる私』
『私って、こんなこともできたんだ!』
『おぉ! 新しい特技を発見した!』
『私はこんなことが大好きな女の子なんですよ~!』
どこかに所属しているメンバーの一人ではなく、『自分だけ』の個性を持った存在です。
なんというか、解放された気分になれるはず。
思春期ということもあり、心が不安定な時期なので悩みもものすごく大きなものに感じられると思います。
だけど、
『今の状況だけが世界のすべてじゃない』
これだけは忘れないでね。
いざとなったら、まだまだいくらでもいろんな道を選ぶことができます!
グループにこだわらなくなったら、楽になった!
上位のグループに属してる女子が、その中での友だち関係にくたびれ果てちゃったときのお話し。-
【小学校のときに仲の良かった子(B子ちゃん)は『自分より下のグループ』】
→ つまり、属してる世界が違う
→ グループ内の人間関係に悩んでいるとき、B子ちゃんが声をかけてくれた
→『グループ』をとるか……『居心地のいい、信頼できる友だち関係』をとるか……
→『信頼できる友だち関係(B子ちゃん)』を選択!
→ 世界なんて違わなかった!
→ グループへのこだわりを捨てたら、毎日が楽しくなった!
→ 今ではB子ちゃんが一番の親友!
これ、けっこうネックなんですよね。
でも、さっきも書いたけど、
『どこに属しているか』
はそんなに実は重要じゃないんです。
重要に感じられると思うけど。
思い切って今までの『グループ』から離れてみるのも一つの解決法です。
グループが違っても、あなたのことを心配してくれたり思いやってくれている友だちはいますよ。
で、それこそが本当の友だちだったりするんです。
『上位グループ』や『属してるグループ』にこだわりすぎて、本物の友だちを見逃しちゃったらもったいないです!
※ ちょっと上から目線な感じになっちゃってて、ごめんなさい<(_ _)>
少しだけ(……少しだけ)みなさんより年上なので……軽く『アドバイス』ていどに思ってもらえるとうれしいです。
先輩とのつき合い方の悩み
これ、けっこう衝撃的な変化だったりします。
とくに小学校のときには一緒に遊んでたような年上の友だちが、
(´゚д゚`) 同じ部活……の先輩……?
になると、
- いきなり厳しくなったー!!
- 昔の仲の良さ関係なくなっちゃってるー!!
また、初めての先輩(……中学で初めて出会った先輩)の中にも、
- 1年生はみんなパシリだと思ってる
- ひいきがすごい
- 部活に関係ないことにまで干渉してくる(髪形とか服装のこととか)
- ……先輩怖すぎ……
もちろん、いい先輩もいますが。
私の体験でごめんなさいなんですが、
「私たちも1年のときには2年と3年の先輩に同じことされたんだからね!」
となんの疑問も感じてないような口調で言われたことがあります。
(※ ゆるい体育会系の部活でした)
もう、その考え方の幼さというかアホらしさに目が点。
つまり、これってある意味仕返し……? しかも相手間違っちゃってるし……
自分たちが上級生たちから受けた仕打ちを下級生に返すことで、いい気分になっちゃってたんでしょうね。
……こういうこともあります。
下級生のことを思っての厳しい指導的な圧力なら問題ないんですが。
で、私たち1年は全員部活、やめました。
その後、先生と相談して新たに部活を作ってもらい、やめた1年生は全員そっちに移動。
(=゚ω゚)ノ で、次の年に入ってきた1年をパシリに……?
してません!!
仲良く楽しく部活してました!
この例は極端かもしれませんが(でも事実)、先輩との関係にほとほと疲れ果てた……というときには、やめることもできます。
どうしてもやめたくなければ、がんばってコミュニケーション力を高めていくのもあり。
先輩との攻防にはぐったりするかもしれないですが、確実に人間としての力はついていきます。
でも逆に、
『先輩は優しくて大好き。だけど、部活の練習自体がきつすぎる!!』
という悩みもあるんですね。
これは悩みますね……
最終的には自分で判断するしかないんですが、
『あまり大げさに考えすぎない』
これが一番大事。
自分で『これだ!』と決めたことをあきらめなきゃならないことは、これから先もいくつも出てきます。
テキトーに『じゃ、やーめた!』でやめちゃうのはどうかと思うけど、しっかり悩んで出した答えなら、どちらを選んでも正解です。
終わりに……
心も身体も不安定なのが中学生の時期。身体の悩みのところで書いたように、ホルモンバランスが関係してくるんで、どうにもならない部分もあるんですね。
そんなどうにもならないときには、まずは身体の声を聞いてあげてください。
学校に行こうとしたり部活の時間になるとおなかが痛くなったり、冷や汗が出てきたリ……
身体に不調が出ると、いずれそれは心の不調も連れてきます。
憂うつな状態が続いたり、なにもする気が起きなくなったり。
学校に行くことさえイヤになるかも。
イヤなことから逃げるのではなく、違う方法を探す、みたいな感じ。
で、その方法はいくらでもある!
『悩み』ってことでちょっとアツくなってしまいましたが……
「中学生女子って、こんなことで悩んでるんだー(よかった! あたしだけじゃなかった!)」
とか、
「よし、部活やめよう!(やめることをススメているわけではない!)」
などなど、少しでも気持ちが軽くなってくれていたらうれしいです!
ではでは<(_ _)>
最後まで読んでいただきありがとうございました。
気軽にサクッとコメントなんかを残してくれると、わたしが泣いてよろこびます!
ぜひぜひ、よろしくです♪ (σ・∀・)σゲッツ!!
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